「正しく恐れる」って難しい – インフォデミックを起こさないために私たちが出来ること

開催概要

「正しく恐れる」

今のコロナ禍でもこのような言葉を聞く機会が多くなったかと思います。
実はこの言葉には続きがありました。

「正しく恐れる」ことは難しい

阪神大震災の時、神戸の街が一体どうなってしまったのか?どこで救援物資が貰えるのか?どこに行けばお風呂に入れるのか?ガスはいつから使えるようになるのか?友達はどこに避難したんだろう?おばあちゃんの家に行く道路は通れるのか?

そんな疑問や不安がたくさんだった震災から25年
今ではパソコンやスマートフォンなど、様々な情報受信/発信機器に囲まれていて、受け取めきれない程の情報を得ることができます。

そのお陰で遠く離れた人とも繋がる事ができ、とっても安心できます。
日常を過ごすのに必要な情報も得る事ができます、周りにいる大切な人にも伝えたくなります。
でも…「その情報は本当に正しい情報なのか」と考えた事はありますか?

「この情報をどうやって伝えよう」「どうやってこの情報を得よう」
そう考えていた阪神大震災から25年経った今、当たり前にあふれる情報とどう向き合えば良いのか。

阪神淡路大震災時に長田区役所で寝泊まりしながら情報ボランティアを行い、その活動をきっかけに災害対応に関する研究者に転身された畑山さんと、スマホのない阪神淡路大震災時にビデオカメラを持って被害状況を記録し続け、今もなおコロナ対策データ可視化に取り組む松崎さん。

このお2人を先生としてお迎えし、私たちが「正しく恐れる」にはどうしたら良いのかを学ぶ時間にしたいと思います。

閲覧方法

・Facebook Live (078KOBEオフィシャル)
https://www.facebook.com/078kobe/
・YouTubeチャンネル「078TV」
https://www.youtube.com/078kobe

時間になりましたら配信が開始致します。

・参加無料
・当日参加OK
・Peatixでの事前登録により登壇者への質問受付中です
・Facebook Live / YouTube Liveでの配信中の当日のコメントも受付ます

出演者

畑山 満則

畑山 満則

畑山 満則(hatayama michinori)
京都大学 防災研究所 教授

阪神・淡路大震災時に長田区役所にて倒壊家屋解体撤去受付システムを開発し、支援活動を行いました。以降、ICTを積極的に活用した新しい災害対応や危機管理に関する研究に取り組んでいます。東日本大震災以降は、災害支援団体IT DART(情報支援レスキュー隊)に設立から参加し、熊本地震、西日本豪雨災害などで被災地にて行政やボランティアに対する支援活動を行っています。

「被災地からの情報発信」と「求められる支援」をリンクさせるIT DARTの取り組み

https://www.facebook.com/michinori.hatayama

松崎 太亮

松崎 太亮

松崎 太亮(matsuzaki taisuke)
神戸市 スマートシティ担当課長

神戸市企画調整局スマートシティ担当課長、内閣官房IT総合戦略室オープンデータ伝道師、総務省地域情報化アドバイザー、神戸学院大学客員教授、Ph.D(応用情報科学)

新型コロナ対策データ解析サイト
広報マンが撮りづけた震災映像 炎の中で叫んだ思いは

佐合 純[モデレーター]

佐合 純[モデレーター]

佐合 純(Sago Jun)
iC株式会社 代表取締役

ポートアイランド生まれ、ポートアイランド育ち。
起業を機に神戸に関わる事をしたいと思い、「TEDxKobe」や「078KOBE」の活動に参加。座右の銘は『楽しい仲間と踊れる音楽と美味しいお酒のある人生』

...と この通り何のスペシャリストでも研究家でもありません。今回改めて阪神大震災を振り返りながら、今この状況の中で「私には何が出来るんだろう?」というモヤモヤを。私なりの言葉で質問してお2人から色々と学びや気づきを得たいと思います。

https://www.facebook.com/sagojun

舟橋 健雄[モデレーター]

舟橋 健雄[モデレーター]

舟橋 健雄(FUNAHASHI TAKEO)
078実行委員会 Interactive部門 企画統括
TEDxKobe(テデックスコウベ) ファウンダー兼オーガナイザー
(株)神戸デジタル・ラボ マーケティング室長

1975年神戸市生まれ。
1995年の阪神・淡路大震災後、 大学の仲間と情報ボランティア活動を実施。
その後、 仲間とNPOを立ち上げるなど、 神戸のNGO/NPOの草分けとして活動。
2001年より京都のシンクタンク(株)シー・ディー・アイにて研究員として従事。
2005年より神戸のITベンダー(株)神戸デジタル・ラボに入社。
企画・営業・総務・社長室・広報・マーケティングなどの業務を担当。
2010年より「オープンソースカンファレンス神戸」、 2011年より「神戸ITフェスティバル」を立上げ、 一企業を超えた地域の有志たちとITによる神戸の活性化にチャレンジ。
2013年より「TEDxSannomiya」、 2014年より「TEDxKobe」のライセンスを取得し、 神戸にイノベーティブなコミュニティを醸成すべく活動。
また、2017年より「神戸ITフェスティバル」を発展的解消するかたちで、クロスメディアイベント「078」(ゼロ・ナナ・ハチ)を開始し、初代事務局長として携わり、その後もIT部門(Interactive部門)の責任者として関与。この活動も、神戸を世界の中で輝く魅力的な街にするとともに、人々が変化の時代によりクリエイティブに生きていくためのきっかけとなることを願って続けている。

https://www.facebook.com/takeo.funahashi/
https://twitter.com/funaken4u