After/Withコロナ時代の都市型フェスティバルのあり方を考えよう

078KOBE interactive運営委員の舟橋健雄です。

078KOBE 2020onlineの企画として、078KOBEと同様に国内各地で開催されている「都市型フェスティバル」の関係者のオンラインセッションを開催できることになりました!

テーマは「After/Withコロナ時代の都市型フェスティバルのあり方を考える」ということで、昨今の新型コロナウイルス大流行に際して自宅待機を余儀なくされている中で出来るオンラインでのイベント開催の可能性について、それぞれの知見やアイデアを持ち寄った議論ができればと思っています。

このオンラインディスカッションに登壇いただける方を、北から順にイベント名と共に紹介させていただきます。

  • 北海道・札幌 『NoMaps』 廣瀬 岳史さん(NoMaps実行委員会 事務局長)
    • 「クリエイティブな発想や技術によって、次の社会・未来を創ろうとする人たちのための交流の場(コンベンション)」を標榜され、2017年10月から毎年秋に開催されています。
    • イベントの主たる開催場所は札幌市ですが、北海道全域をフィールドとしており、釧路市での同時開催など、様々な試みをされています。
    • 登壇いただく廣瀬さんは、北海道の地で長らくまちづくりの活動に従事されたバックグラウンドをお持ちで、札幌の地に根付いた都市型フェスティバルとしての成長を下支えされている方ですので、お話をお伺いするのがとても楽しみです!
  • 東京・竹芝 『ちょっと先の未来のおもしろい話』(旧. YouGoEx) 中村伊知哉さん(CiP協議会 理事長)
    • 東京都港区竹芝に「デジタル×コンテンツ」の産業拠点構築を目指して活動されているCiP協議会が、2018年8月からその活動の成果を国内外に向けて発信する総合イベント「You Go Ex」が前身です。
    • 2020年はイベント名を「ちょっと先のおもしろい未来」とし、“Pop & Tech”に関わる 産業・教育・文化の新しい波を生み出す場として開催予定とのことです。
    • 登壇いただく中村さんは、MITメディアラボの客員教授、スタンフォード日本研究センター研究所長、慶應技術大学教授を歴任され、今年4月よりiU(情報経営イノベーション専門職大学)の学長として活躍されている方でもあります。その方が、竹芝の地で新たに始められている「都市型フェスティバル」のお話を伺える機会はなかなかないと思うので、私自身もとても楽しみにしております!
  • 九州・博多 『明星和楽』 松口健司さん(明星和楽実行委員会 実行委員長)
    • 「異種交創」を体現する、をスローガンに、年齢やポジションに関係なく「異種」な人々が「交」わる場として機能し、新しいモノ・コトを「創」り出す仕掛けであり、”装置”として2012年より博多の地で続いている都市型フェスティバルです。
    • イベントの主たる開催場所は福岡市ですが、九州全域に「キャラバン」と称して活動の輪を広げられるなど、広域に様々な実験をされています。
    • 登壇いただく松口さんは、今回の登壇者の中で最年少の20代起業家で、若い力と柔軟なアイデアでイベントを牽引されている方です。After/Withコロナ時代における都市型フェスティバルのあり方についても、様々なアイデアをお持ちなのではと思っており、今からお話をお聞きするのが楽しみです!

上記3名の登壇者に加え、私どもの078KOBEからは共同実行委員長の藤井信忠が登壇させていただきます。

藤井 信忠
078KOBE・藤井信忠

タイミング的に緊急事態宣言の一カ月後でオンライン開催を余儀なくされた形ではありますが、だからこそ078KOBEの場で考えられることがあると思います。その議論の成果を今後に繋げて行けるような場にできれば幸いです。 あ、当日のモデレータは、私・舟橋がさせていただきます。

078KOBEinteractive・舟橋健雄

最後に改めてイベントの概要をお知らせします。

都市型フェスティバルの未来 〜After/Withコロナ時代のあり方を考える

開催概要

音楽、映画、IT、芸術、スポーツ、食など、さまざまな分野が集合した複合型のフェスティバルが国内外を問わず都市を舞台に開催されるようになってきています。アメリカの「SXSW」(サウス・バイ・サウス・ウェスト)をはじめ、オーストリアの「ARS ELECTRONICA」、オランダの「Border Sessions」、日本国内では福岡の「明星和楽」、札幌の「NoMaps」、東京・竹芝の「ちょっと先のおもしろい未来」、そして神戸の「078KOBE」などが挙げられます。

昨年の078からシリーズ化する形でスタートした今年の本セッションでは、上記国内4フェスティバルの実行委員長・事務局長が集結し、新型コロナウイルスの世界的大流行で外出制限を余儀なくされている「After/Withコロナ時代」における都市型フェスティバルのあり方について、オンラインで議論し、新たな可能性を模索します。

皆様にもぜひ、この試みにご参加いただき、集合知によるブレークスルーを共創できればと思います。

開催日時

日時:2020年5月2日(土) 12:30〜14:10
– 第1部(登壇者各位によるプレゼンテーション):12:30〜13:10(40分)
:078KOBE専用のVR空間上のステージにて各イベントについての紹介プレゼンテーションをご覧いただけます。バーチャルSNS 「cluster」のアプリを予めダウンロードしてご参加ください。

– 第2部(登壇者全員でパネルディスカッション):13:20〜14:10(50分)
078KOBEのYouTubeチャンネルにてストリーミング配信します。