テレポーテーションアバターロボットを使った遠隔授業参加 – テレロボ教育の可能性

開催概要

テレワークが一気に普及してきている現在、教育分野でもテレポーテーションアバターロボット(遠隔操作分身ロボット)を使って不登校や入院児童が友達や先生のいる学校生活に自宅や病院から参加することにより子どもや家族の「ハッピー」に貢献できないかという取り組みが注目を浴びている。

当パネルディスカッションでは、医療、教育、ITと関係するそれぞれの分野の第一線で活躍するゲストをお呼びして、実例の共有からその可能性、課題点などをそれぞれの立場から議論します!

閲覧方法

・Facebook Live (078KOBEオフィシャル)
https://www.facebook.com/078kobe/
・YouTubeチャンネル「078TV」
https://www.youtube.com/078kobe

時間になりましたら配信が開始致します。

・参加無料
・当日参加OK
・Peatixでの事前登録により登壇者への質問受付中です
・Facebook Live / YouTube Liveでの配信中の当日のコメントも受付ます

出演者

大須賀 美恵子

大須賀 美恵子

大須賀 美恵子(Ohsuga Mieko)
大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部 学部長・教授

1957年西宮市生まれ.
東京大学工学部計測工学科卒.博士(工学).

幼少期はピアニストを目指すも挫折.
ステージでの過緊張経験から,心の計測・制御に興味をもつ.
三菱電機株式会社の研究所で22年間研究員として勤務した後,2002年大阪工業大学に異動.
情報科学部情報メディア学科,工学部生体医工学科・ロボット工学科を経て,2017年4月に梅田茶屋町に開設したロボティクス&デザイン工学部で教育・研究に忙しいながらも学生との楽しい日々を過ごしている.

所属に応じ,応用分野は異なるが,一貫して,ヒューマンセンシング,主に被測定者にさほど負担をかけずに計測できる生理指標(心拍や呼吸,瞬目など)を用いて人の状態を推定する技術に関わっている.

この技術と,ロボット・IoTなどのロボティクス技術,AI・バーチャルリアリティやクラウド応用などの情報通信技術と組み合わせて人のwellbeingに役立てたいという思いから,研究室名を「ウエルネス」研究室としている.今年の研究室のキーワードは,奇しくも「人と人をつなぐロボティクス」.

http://www.oit.ac.jp/rd/

三善 公文

三善 公文

三善 公文(Miyoshi Hirofumi)

1960年兵庫県尼崎市生まれ。千葉県、神戸市で教師や管理職として36年間小学校教育に携わる。「社会に開かれた学校」を目指し、地域各団体や保護者と連携して、文化活動やスポーツ活動などに取り組む。異世代交流をモットーに積極的に地域のイベントを展開した。また、学童保育の放課後の居場所づくりにも精力的に支援した。放課後や休日の時間を利用してプログラミングやロボットを通した先進的な取り組みも地域に発信した。

大濱 江美子

大濱 江美子

大濱 江美子(ohama emiko)
大阪市立総合医療センター 医療ソーシャルワーカー

1997年立命館大学産業社会学部卒業後、精神保健福祉士として精神病院に勤務。超長期入院患者の退院支援や相談業務に携わり、2006年大阪市立総合医療センターで初となる医療ソーシャルワーカーとして転職。
2015年から医療用SNSによる在宅支援や地域連携を公立急性期病院として先駆的に取り入れ、2018年からはアバターロボットによる病児の学校参加支援にも注力する。小児から高齢者まで全ての世代の人々が医療を適切に利用し、地域社会の中でその人らしく暮らせることを目指して、多職種異業種連携に取り組む。
(自他共に認めるIT音痴であり、「人といのちの自然学校」一期生)

https://m.facebook.com/emiko.ohama
https://post.medicalcare-station.com/hospital-clinic/467/
https://www.facebook.com/hitoto.inoti/

多田 雄真

多田 雄真

多田 雄真(TADA Yuma)
大阪国際がんセンター血液内科/AYA世代サポートチーム 診療主任

2011年大阪大学医学部卒。
国立病院機構大阪医療センターで初期研修後、同院臨床腫瘍科で血液がん、固形がんに対する化学療法や放射線治療、緩和ケアを研修。

2015年から大阪府立成人病センター (現大阪国際がんセンター)。現在は血液内科とAYA世代サポートチームに所属。造血幹細胞移植領域の臨床・研究、移植患者やAYA世代がん患者に対する多職種支援に取り組んでいる。

森 啓悟

森 啓悟

森 啓悟(Mori Keigo)
ジーワン株式会社 クリエイティブディレクター/ 代表取締役CEO/
日本経済大学 情報通信技術 非常勤講師

1981年滋賀県出身。
福祉専門高校、福岡経済大学を卒業後、その後、大阪市創造社デザイン専門学校資格デザインマルチメディアを専攻、学生ベンチャーとしてUIデザイン・ソフトウェア開発を行い、事業をはじめ、1999年ジーワン株式会社設立。

国立循環器病研究センター(国循)と共同研究開発をきっかけに、大阪オフィスを国循内に移転。
医療データの情報管理や医療現場のIT化を手がけている。

企業と国循のマッチングや新事業の創出、オープンイノベーションを実現するために、研究者と企業をつなぐためのファシリテーターの役割も任されている。

自身として通信関連、通信、ソフトウェアアルゴリズムに関する特許を複数保有し、
最近ではAIを活用したフレイル予測システムについて特許申請中である。

また、スタートアップ起業家として、様々なビジネスモデルを企画立案し活動中である。

現在、AMED(日本医療研究開発機構)『介護予防(軽度認知症・フレイル等)につながるIoT活用による行動変容促進サービスの創出に関する研究』にて、名古屋市立大学・自治医科大学と共同にて、転倒予測AIの開発を進めている。

2018年には、日本が選ぶ「地域未来牽引企業」2000社に選定され、
ITで人の命を本気で救う!という理念のもと、医療×ITを展開中である。

最近は、外国人へのIT教育や、病棟でのAIスピーカーの活用、入院中の子供たちへ、VRやデジタルコンテンツの『遊び』を企画し、『ビョウインだってオモシロク』をテーマに多方面で活動中。

主な受賞歴としては、
・SEMICON JAPAN 2016イノベーションアワードにてJSR賞を受賞
・大阪府大阪起業家スタートアッパービジネスコンテスト 準優勝

https://www.facebook.com/KeigoMori
https://www.instagram.com/imkeigo/
https://twitter.com/MORIKEIGO

クリストファーズ クリスフランシス[モデレーター]

クリストファーズ クリスフランシス[モデレーター]

クリストファーズ クリスフランシス(Christophers Chris Francis)
iPresence合同会社 Founder / President

1980年神戸市生まれ。14歳で渡英。大きなカルチャーショックを受けつつもイギリスで教育を受ける。スポーツでは全英高校サッカー選手権優勝。GAP Year中にインド南部で障害者の子供支援のボランティアとして3ヶ月間過ごし2度目の大きなカルチャーショックを受ける。英シェフィールド大学建築学科卒業後、日本へ戻り世界と比較する事で3度目のカルチャーショックを受ける。建築設計事務所、デザイナー、人材コンサルタントとしての仕事を経て世界最大手の外資系ユニファイドコミュニケーションサービス企業の西日本拠点(大阪・名古屋)をゼロから立ち上げ後、全国営業統括を行う。2014年に新たな遠隔コミュニケーション方法であるリモートプレゼンスロボットの概念に出会う。ロボットxコミュニケーションの可能性を信じ日本初のリモートプレゼンススペシャリスト企業、iPresence合同会社を地元神戸にて立ち上げる。現在はサービスデザインからロボットデザイン、コミュニケーションデザインまで幅広く手がけながらアバターロボットやデジタルツイン等の先端技術を活用した新たなコミュニケーションスタイルを世に広める為に邁進中。

https://www.facebook.com/francis.chris2